この記事では乃木坂46と、「公式お兄ちゃん」であるバナナマンの関係についてお話します。
アイドルグループと芸人が番組で共演しているというパターンは結構あります。しかしその中でも乃木坂46とバナナマンは、番組の人気もさることながら最も成功している組み合わせと言えます。
他番組での共演のほか、乃木坂46のライブにサプライズで登場したこともあり、これ以外にもバナナマンと乃木坂46のメンバーが仲が良いことを示しているストーリーを数多く聞きます。
今回は乃木坂46とバナナマンのこれまでのエピソードなどを交えながら、その絶妙な関係性について解説します。
Contents
乃木坂46とバナナマンは仲が良い!
乃木坂46とバナナマンが仲良しである様子は番組はもちろん、ニュースやネット上でもよく取り沙汰されています。
とても全てあげられないくらい乃木坂46とバナナマンのエピソードが存在するので、下記にその一部をご紹介します。
ヒム子(日村勇紀)が乃木坂46のライブに登場!
ヒム子とは日村勇紀が女装したキャラのことです笑
このヒム子がコンサート中に観客からアンコールがかかった際、サプライズでステージに登場し、メンバーと一緒に「インフルエンサー」をダンスの振り付け付きで歌唱しました。
何より驚きだったのが、この日のために日村勇紀はダンスの練習も相当しており、センターで普通に踊っていました。
「芸人がアイドルのステージのセンターで共演というのは、乃木坂46のファンとしてはどうなんだろう」と思うかもしれませんが、このパフォーマンスはファンからも大好評でライブ中も大歓声を浴びていました。
紅白歌合戦で乃木坂46とバナナマンが共演
乃木坂46は2015年から紅白歌合戦への出場を果たしました。
そこには公式お兄ちゃんであるバナナマンも応援役や裏トークの司会として共演し、乃木坂46が歌っている間は全力で声援を送っていました。
更に2018年の紅白歌合戦では、司会がバナナマンからサンドウィッチマンと渡辺直美に変わりましたが、この時は西野七瀬が卒業間近だったということでバナナマンが駆けつけました。
乃木坂46のパフォーマンス中、バナナマンが来ていることに気づいた乃木坂46メンバーが泣きそうになりながら喜んでいる様子が印象的でした。
バナナマンはなぜ乃木坂46の公式お兄ちゃんになった?
ここまで乃木坂46とバナナマンのエピソードについてお話してきましたが、そもそもどういった経緯でバナナマンは乃木坂46の公式お兄ちゃんになったのでしょうか?
バナナマンと乃木坂46が繋がったきっかけは「乃木坂工事中」の前身である「乃木坂ってどこ?」からです。
2011年に「乃木坂ってどこ」収録開始
「乃木坂ってどこ?」が始まった当初、AKB48がアイドル界を席巻しており、乃木坂46はまだ無名のアイドルグループでした。
なので乃木坂46メンバーにとっては初めてに等しい番組収録、当然慣れていないので話題を振られても上手く喋れず、しかもバラエティなので当然番組を盛り上げないといけません。
そんな状態の中でMCに抜擢されたバナナマンが、乃木坂46と共演するというよりは「教育」するような形で企画が進んでいきました。
バナナマンの設楽も今でこそ乃木坂46のメンバーからはキャラを知られていますが、番組が始まった当時はバラエティ故のキツイ当たりやフリもあって、メンバーが泣いていることもしばしばありました笑
番組裏ではもちろん、収録中ですら乃木坂46メンバー(特に一期生)はバナナマンにバラエティの心得を叩き込まれ、これが今の乃木坂46メンバーの土台になりました。
MCはバナナマン以外になる可能性もあった?
「乃木坂ってどこ?」のMCを決める際にはバナナマン以外の選択肢もあったようです。
番組側としてはバナナマンが第1希望として迎え入れたかった一方、バナナマンもこの頃から既に相当売れており、かなり多忙でした。
しかし秋元康をはじめとするプロデューサーの推薦や番組スタッフからの熱烈オファーが実り、無事にバナナマンがMCを務めることになりました。
ここでバナナマンをMCとして抜擢できたことが、乃木坂46にとっても大きなターニングポイントだったのかもしれません。
2015年にバナナマンが乃木坂46の公式お兄ちゃんに
実は「公式お兄ちゃん」という肩書は正式にどこかから授与されたものではなく(笑)、当初はバナナマンの2人が「自称」という形で公言していました。
一方でバナナマンが主演しているラジオ番組の放送中、設楽が乃木坂46のデビュー3周年ライブについて語っており、ライブ中に「乃木坂辞典」という乃木坂46用語の中でなんと「公式お兄さん」という言葉が出てきたそうです。
これまでは自称だったこの言葉が乃木坂辞典に掲載されているということで、「これはもう公認だろう」という空気になりましたw
この3周年ライブ辺りから乃木坂46ファンにも「公式お兄ちゃん」の座が広く浸透していきました。
バナナマンにとっての推しメンはいる?
乃木坂46の公式お兄ちゃんであるバナナマン、何しろメンバーのお兄ちゃんなわけなので誰でも別け隔てなく面倒を見ている感じです。
しかしここで気になるのが、バナナマンにも乃木坂46の推しメンがいるのかどうかです。
当たり前ですがバナナマンの2人が堂々と「誰々を推しています」なんて公言はしていません笑
公式お兄ちゃんとしてメンバーには平等に接しているという立場ですからねw
このあたりはファンの間でもたびたび話題になるテーマで、バナナマンの乃木坂46推しメンの考察についてまとめている記事があるので気になる方は読んでみてください。
乃木坂46ファンはバナナマンのことをどう思ってる?
ところで乃木坂46のファンの方々はバナナマンのことをどのように思っているのでしょう?
なんとなくアイドルのファンと言うと、推しのアイドルを愛するがあまりにそのアイドルと距離が近い男に嫉妬とかしそうなものですが・・・
乃木坂46ファンの方々はバナナマンが「公式お兄ちゃん」になったことを喜んでおり、ライブでもバナナマンが駆けつけると大歓声が上がります。
恐らくこれは「乃木坂ってどこ?」や「乃木坂工事中」などで、バナナマンが乃木坂46メンバーを支えてきたことを知っているためだと思います。
特にデビュー前から収録が始まった「乃木坂ってどこ?」の頃から見ているファンからすると、乃木坂46はバナナマンと一緒に育ってきたようなものなので、バナナマンの存在の大きさがわかるんでしょうね。
まあ、そもそもの話としてバナナマンがあまりに面白すぎるから単純に好きという人も多いと思います笑
「乃木坂ってどこ?」が始まった頃は右も左も分からない状態でしたが、今となっては日村勇紀がメンバーからいじられる始末ですからねw
まとめ
今回は乃木坂46とバナナマンの関係性について、過去のエピソードなども含めてお話してきました。
前述の通り、芸人がアイドルの冠番組のMCを務めるというパターンはいくつもありますが、バナナマンと乃木坂46のように10年近くも親密に関わり続けているのは他にありません。
1期生が段々と卒業していっていますが、メンバーの卒業はバナナマンにとっては妹か娘が巣立っていくような気持ちかもしれませんね笑
恐らく乃木坂46が存続する限り、バナナマンは公式お兄ちゃんであり続けるでしょう。